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2025.09.19
MEDIA

タンス預金、13兆円減

皆様、こんにちは。 

今回は【2025年9月8日(月)日本経済新聞】に興味深いニュースがありましたので、一部抜粋してお知らせします。

23年1月時点で過去最大 60兆円規模

現金を自宅の金庫などで保管する「タンス預金」が2025年7月に約47兆円となったもようだ。低金利を背景に23年1月時点で過去最大の60兆円規模まで膨らんでいた。金利上昇などの影響のほか、近年相次いだ広域強盗事件などを意識して自宅に多くの現金を置くことを避ける動きが広がった可能性もある。「タンス預金」は家計や企業が使わないまま手元に置く現金を指す。国内の紙幣の中で最も高額な1万円札がタンス預金になりやすいとされる。1万円札と千円札の枚数を基に試算したところ、24年から減少局面に入った。

日用品が値上がり タンス預金 取り崩し

要因の一つとみられるのが金利上昇だ。金利が上がってくれば現金で保管するより、金融機関への預金や個人向け国債などに回した方がメリットは大きくなる。大手銀関係者は「タンス預金を取り崩した結果、定期預金などに向かっているのでは」と推測する。物価高が影響した可能性もある。消費者物価指数(CPI、総合、2020年=100)の前年同月比上昇率は8ヶ月連続で3%を上回り、直近の7月で3.1%だった。日用品が値上がりしたことでタンス預金を取り崩して生活費にあてたケースもありそうだ。

今後の経済成長のカギ

金利上昇が主な要因としつつ、近年発生した広域強盗事件で自宅に多くの現金を置くリスクを認識しタンス預金をやめた人がいるかもしれない。タンス預金をしていた人の子供が強盗に合うリスクを考え、親に安全な預貯金を促すケースがある。タンス預金が増えるとお金が設備投資や証券投資に回らなくなる。滞留してきたマネーが投資や消費にどれだけ回るかが今後の経済成長のカギを握る。

バブル崩壊以降に広がった金融システム不安から手元に現金を置く方が増えていましたが、強盗のリスクや金利上昇により徐々にタンス預金から預貯金へ移す方が増加しているようです。ただ、金利上昇はしていますが、物価上昇により現金の価値が目減りしており、タンス預金とあまり変わらない状況となっていると言われています。では、今後どのように現金を運用していけば良いのでしょうか。

当社では無料相談会を実施しておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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