まあるい山手線 首都支えて100年
皆様、こんにちは。
今回は【2025年10月29(水)日本経済新聞】に興味深いニュースがありましたので、一部抜粋してお知らせします。
山手線 11月で100年を迎える
東京のJR山手線が大正時代に都心を一周する環状運転になってから、11月1日で100年を迎える。東京、上野、新宿といったターミナル駅をつなぎ、私鉄やバス路線とも接続して首都の発展を支えてきた。34.5㌔の区間を周回する列車が最短2~3分ほどの間隔で走り、1日に100万人近くが利用。労働人口が減少する将来も便利で安全な運行を続けるため、自動運転など新技術の開発も進んでいる。
山手線の歴史
旧国鉄やJRなどの資料によると、明治中期の1885年、都心西側の丘陵地(山の手)を通って、南の品川と北の赤羽を結ぶ路線が開業したのが始まり。新宿や渋谷などの駅ができ、その後、池袋―田端間が開通して上野につながった。正式名称の「山手線」はこの時期に登場する。都心の東側は人口が密集する下町で用地買収が難航したが、1914年に東京駅が開業し、25年には上野駅との間に高架線ができて一周の輪が完成。現在のような環状運転が始まった。「環状化が都市構造やライフスタイルの形成に大きな役割を果たした」
主要駅はターミナル化 現在も進められる再開発
神奈川や千葉、北関東などの郊外から私鉄の路線が都心に乗り入れ、40年ごろまでに山手線の主要駅はターミナル化。飲食店や百貨店、劇場などの娯楽施設が誕生し、繫華街が形成されたと説明する。主要駅周辺には高層ビルが立ち並び、現在でもなお再開発が進められている。一方、沿線の発展は都心各駅にすさまじい混雑をもたらし、高度経済成長期には係員が客を車内に押し込む「通勤地獄」が社会問題化した。それも地下鉄の路線拡充などで徐々に緩和。近年は宇都宮線・高崎線・常磐線と東海道線を直通する「上野東京ライン」が新設されるなどし、新型コロナウイルス禍を経た働き方の変化も影響して、混雑率は大きく改善した。山手線では2028年をめどに列車の加減速を自動化する装置の導入が計画され、30年ごろには車掌が乗務しないワンマン運転の開始が見込まれる。35年までに運転士なしの自動運転の実現を目指している。
山手線は東京の中心にあることから、非常に高い人気を持つブランド力のある路線です。しかし資産価値が高い反面、物件価格が高くなることで利回りが低くなる傾向があります。その為、山手線に直結している交通アクセスの良い路線であれば、賃貸需要も安定し、価格も抑えることができて利回りも期待できるとおっしゃる方が増えています。では山手線以外の路線でも、資産価値の向上が期待できるエリアとはどこでしょうか。
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