姿現す「グレーター東京駅」
皆様、こんにちは。
今回は【2025年7月11日(金)日本経済新聞】に興味深いニュースがありましたので、一部抜粋してお知らせします。
日本の玄関口の再開発
日本の玄関口、東京駅周辺の再開発が新たな段階に入った。三菱地所は日本郵政と建設が進み、日本最高となる高さ385メートルの複合ビル「トーチタワー」(東京・千代田)を公開した。隣接する日本橋では、首都高速道路の地下化が4月に本格着工し、2026年に「日本橋一丁目中地区」の再開発も完成する。グレーター(広域)東京駅が姿を見せつつある。
大規模再開発
「トーチタワー」に近接する日本橋(同・中央区)では首都高の地下化工事と、それに連動した5つの大規模再開発が進む。三井不動産と野村不動産が日本橋の目の前に超高層ビルを建設する日本橋1丁目中地区は26年に完成するのを手始めに、30年代半ばにかけて順次完成する予定だ。
世界有数の好環境のビジネスセンター
明治大学の市川宏雄名誉教授(都市政策論)も「高度成長期に破壊された景観を復活し、水辺の好環境を生み出すという最近の世界の都市開発の流れに世界の都市開発の流れに乗っている」と言う。東京駅の西側・南側では、大手町・丸の内・有楽町が「大丸有」と称して一体的にオフィス開発やエリアマネジメントが進む。市川氏は「目の前に皇居を持つ世界有数の好環境のビジネスセンター」と評価する。
東京駅周辺の再開発
大型再開発は東側の八重洲側でも進んでいる。10年代半ば以降は八重洲や京橋で都市再生特別地区を活用した高層ビルの計画が相次ぎ、23年には八重洲口の正面に東京ミッドタウン八重洲が全面開業した。20年代半ばから30年代に本格化する北側の常盤橋や日本橋は西側の丸の内、東側の八重洲に続き東京駅周辺開発の第3ステージとなる
大手金融機関 不動産運用事業の拡大
開発を広域で捉える構想は東京駅に限らない。渋谷で100年に1度とされる再開発を手がける東急は渋谷駅の半径2.5㌔㍍圏を「グレーター渋谷」と呼ぶ。駅周辺のビル群に原宿や表参道などを含め、広域で集客力を高めようとしている。
東京駅や渋谷駅周辺では大規模な再開発が進んでいます。
再開発によって「ヒト・モノ・カネ」が集まることで、そのエリア周辺にある不動産の資産価値が上昇することから、東京駅、渋谷駅へのアクセスが良い沿線や地域の物件は、その恩恵が受けられると期待されています。
当社では無料相談会を実施しておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。